陶芸工房 栄窯 / 山梨県 陶芸教室 ロクロ 手びねり
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窯の中のまぶしい光を見る時、
炎の器と一つの線で結ばれている。
飽きることのない対話。
そして、土の子ども達の誕生日は、
いつもわくわくドキド キ。



木の葉がほぼ落ちて、
幹がやたらと目立つ。
窯焼きの賑わいは、ずっと昔のように。

誰かの笑顔を願って火を焚けば、
それらの思い出が重なって、天に昇る。

まつりは、一人じゃできない。
大変な事を楽しく。

支えてくださる皆さん、
心から感謝しています。
そして、土の上に、
ただ、まっすぐ立っていたい。



見れば見るほど、おもしろいピーマン。
中をくりぬけば、部屋のようだ。
この中に灯を入れたら、
さぞ楽しい子ども部屋になるだろう。




初夏の爽やかな空のような器で、ほっとしたティータイムを。
ちょっと気分を変えて、小さなお菓子をのせてみたいお皿。
朝、ヨーグルトを食べるのに丁度よい器をさがす。
いっそのこと作ってみようと。
お茶を点てるなら、唐津か楽の茶碗で。
その唐津でも白めの粘土の上に黄瀬戸釉を掛けてみた。
どちらかというと、お茶漬けの方が合いそう。
恵子さんのカップでビールもうまいけど、小さすぎるんだよね
ということで、大きめにつくってみた。いかがなものだろうか?
粘土そのものの色が好きだ。
焼き締めて、持ち前の複雑な色が内側から出てくる。
時を経るごとに、変わりゆく色も美しい。

 登り窯から作品を全部出して、ひっそりと静まる。
 まるで冬眠するように。
 
 19年間、くり返してきた窯焼きを終わり、やっと長い眠りにつけますよ。
と、栄窯は言ってくれるだろうか。     
 そんな思いで、月明かりの空を見れば、
 木立の間から、星が見えてきた。
 そうだ、この先にある光が美しいんだね。
 木だけでもなく、星だけでもなく、
 一本一本の枝の間から、小さく光る星たちが見えるという光景が好きなんだ。

 何を作るかより、どうして作りたいのか。
 ただ、それだけを考えてゆこう。

 また、そっと粘土にさわってみる。


池田恵子
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昨年栄窯で焼いた作品と、今までの作品の中で「ライティング」を
中心に展示させて頂いた。
森の中での夜のひとときをゆっくりと楽しんでもらえたらうれしいです。
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ブログ 恵子のトンボ日記