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小春日和の山の日に、こんな暖かい
気持ちの良い日があっていいんだろうか!
あと少しで雪が舞い、氷の下になってしまう
草の緑を忘れないように、じっと見つめる。
「ホッとする焼き物を作りたい」
20年位前に友人に言ったら、
「あんた、それが一番難しい」と言われた。
まるで、この暖かい日差しを焼き物にするような、星空の美しさを写すというような夢を見て。 |
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自然の中にいても都会に立っても、
地面には、その温もりがある。
太陽の光を受けて 大地から生まれるものに心を澄ませ 向き合ってみよう。
「池田恵子咲陶展Vパンフレット」より |
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1つ1つ、一年一年、生きてゆくのは、
今より自由になるために。
心に灯を灯して。 |
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ちょっとしたことで、
1日の始まりはぐっと楽しくなる。 |
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夜の暗闇は、宇宙へつながる扉。

やさしく、その温もりに抱かれて。
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≪展示メモ≫ |
*12/13(木) |
冷たい雨の日、淡路町画廊のツタがイキイキしています。あっという間に、もう4日目です。DMを見て、来て下さった方、通りがかりで寄った方あり。
前の週の展覧会を、間違えて今日来た方とか。
みなさんに共通してることは、ゆっくりしていってくれること。いろんな話をしたり、初めて会った者どうしが一緒に笑い合ったり。
蔵の雰囲気をどうしたら生かせるか、
明かりを美しく感じるにはどうするか?
90個のライティングを全部飾る事は、出来ませんでしたが、蔵への感謝の気持ちは、表せたと思います。。。 |
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*12/15(土)最終日 |
階段を降りて、ツタに守られている蔵を見る。
何か一つの生き物のように、ふーっと息が聞こえた気がした。二回の窓から漏れる灯が、私の心に灯った。明るい光の中で、聴いたチェロの声を、みんな吸い込んで。
大地の温もりは、ひっそりと心の奥にあった。
そっとその温もりを感じて。
こんな気持で、個展を終えることが出来たのは、皆さんのおかげです。
実際に作品の制作に関わって下さった職人の方々。
宣伝を担当してくれた方。
イベントを盛り上げて下さった方々。
場所を提供して下さった方々。
いつも心に掛けて下さったみなさん。
チャンスを与えてくれてありがとう。
また新しい自分の道を見つけた。歩いて見て、転んでみて、起きあがったら、見えない者達が、見えてくる。さて、何が見えたかは、次回に陶器で話しましょう。この暮れのお忙しい中、ご協力に尊敬と感謝をこめて。 ^¥^恵子 |
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