HOME<咲陶展<咲陶展4 |
|
|
「一番 自分を 信じて」
朝、山で目が覚めて ふっとこの言葉が浮かんだ。
一瞬でジグソーパズルのピースが見つかった感じ。
(パンフレットより) |
|
|
生きている間に 自分のスピリッツを残せる人を探している。
私は娘と姪の三人に決めた。
そして メッセージを形にすることにした。
大切なものは何か、と聞かれたら
私は私が生きている基準と答える。
「なんだこりゃ〜」と人に言われても
自分だけにはウソをつかずに作り続けたい。
2つの形が別々でありながら
話しかけ合っているようなものを作ろうと思った。それぞれのオブジェに下げたガラスと、
シルバー&真鍮は、心を表している。
〈トンボ玉:原口 和也 シルバー&真鍮:佐藤 美代子〉 |
|
この吹き抜けの画廊の中を 上へ上へと
ガラスの中をジゾさまが昇って行ったら
どんなに美しいだろうか!!
そんなイメージをいつも淡路町画廊に行く度に持った。しかし くねくねとしたガラスの管ってどう作るのか?
本当に中に陶器が入れられるか?
原口さんのガラス工房で、竹内さんと出会った。
なんと繊細な彼のガラス達の写真。この方なら、私の夢を叶えてくれる。
私のつたない言葉から
彼は大きな世界を目の前に示してくれる。
〈ガラス:竹内 正好〉 |
|
|
|
「りえさんのように いつも優しくほほえんで」
という意味の造語。
親友のりえさんは とても変わっている。
ということは私も とても変わっている。
しかも2人は何か楽しいことをいつも考えている。
2人で話しているうちに
「恵ちゃんの小さな器に苔玉を入れたら面白い」とりえさん。
それで、私が器を作って、
りえさんがコケ玉などを育ててくれることに。
〈苔玉その他:塙 利恵〉 |
|
小さな袋があれば
ジゾさまの座布団にもなるし
入れる袋にもなる。
バングラディシュの方が作った手拭いを
みっちゃんに頼んで袋に縫ってもらった。
なんとも愛らしい!!
この袋の数だけ ちいさな祈りが 生まれる。
〈袋:磯谷 美津子〉
|
|
|
|
「雨の止まぬ日々に 晴れた空を思う。
冬の寒い夜に春の日差しを夢見る。」恵子
「粘土で文字を作ったら」と娘が言った。
「どれどれ?」
「こんな風に…」
娘のデザインで生まれた “陶字”
〈書道:伊藤 由美子 文字デザイン:上原 佳恵〉 |
|
「ドングリの星」
流れ星を見ようと、孫と毛布にくるまって待つ。
そのうちに首が疲れて寝転がる。
「待ってると落ちてこないよねー」
と言いながら。
せめて ランプの中に流れ星を見て。
「サボテンランプ」
サボテンや観葉植物を見ながら
ランプの光を見たらどうだろうか?
ランプの上に乗せる場所を付けたら、
なんとなくメキシコの帽子のようになった。
ついでに目と口を開けておいた。 |
|
|
今回、淡路町画廊にて展示ができることは大変な幸運です。
皆様に深く感謝します。
この蔵があって、守っている方がいて、
観る方がいて、創る人がいて、輝く。
|
|