陶芸工房 栄窯 / 山梨県 陶芸教室 ロクロ 手びねり
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心に残る人との初めての瞬間と、
これで終わるとも知らずに何気なく去ってゆく人と人。
たとえ、いつか別れゆくとしても、私はやはり今こそすべてであると、いつも思う。
カコもミライもすばらしく、かなしく、美しく、つらい。
しかし、この今のそれらに比べたら、影はうすい。



人と人の出会いは一瞬にして決まる。
そして今、また新しい出会いの一瞬が
生まれる。
まるで花火に火をつけるように、
さりげなくすっと始まるのに、
次の瞬間に、強い光を放つ。
夜空に消えたその姿は、心の中にいつまでも残ってゆく。
消えない灯のように、その道をゆっくりと照らし続けてくれる。
それは、あなたと私の間にある
”Smile”。


「花びらもち」のように、なんだかちょこんとこじんまり座っている。
だれかを待つ、森の中の切り株のように。


一枚の花びらでさえ、こんなにも美しいバラ。
やわらかくて、しなやかで、背がピンとして、凛として美しい。
暗みの中でさえ、その花びらからは一筋の光が差してくる。



年を重ねると、つかむ力が弱まってくる。ふっと師匠の作っていたゆのみを思い出した。大きく「のた目(ロクロのあと)」をつけて、手にしっかりとなじんでいた。
ランチをごちそうになり、お礼を言って別れる時に、S先生と奥様が、お二人でより添って、おじぎをして下さった。その姿がとても印象的で心に残った。お二人のイメージで小さなお皿を作ってみた。
玄関にちょっとお花を生ける小さなコンポートがほしいとOさん。大きな水盤というより、何も生けなくてもよいし、果物などを持ってもよい器にしよう。ヤワタイモの葉は、カーブが美しいので花も喜んでくれるだろう。

長い旅の末に、この逗子の海岸にひっそりと憩う貝がらたち。
秋の岸辺には、人の気配も少なく、ランニングする学生たちが過ぎてゆく。
穴のあいた貝の間からのぞいてみると、
不思議な宮殿の迷路か岸壁に刻まれた隠れ家のようだ。
遠い物語に静かに耳を傾けて。

もともとは粘土なのに、こねて、乾かせて、焼くと、まるで別の生物のように動き始める。
”踊るハニワ”あり”戦うハニワ”あり、静かに”正座する小鉢”あり。
その時々の心のままに、生徒さんが作り出した世界。

真っ暗な空の中に、一気に炎が舞い上がる。
「なんで、私は焼き物を続けているんだろう」と、ふと思う。
窯焼きという大仕事の中で、判断を迫られ、一つ一つ越えてゆく中で、
私は自分を少しづつ分かってゆく。
そして、がっくり、がっかりして、次に何とか越えてゆける。
しかも一人ではない。なんと幸せなことか!
その落胆と喜びを共有できる人たちがいる。
”team栄窯”


「星の木」
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ブログ 恵子のトンボ日記